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夏休みパート1/ Summer vacation #1

夏休みパート1/ Summer vacation #1_a0186568_23533960.jpg またまた投稿が滞ってしまいましたが、夏休みにつき家族旅行にでかけておりました。2泊3日で箱根方面へ。初日(8/11)は、まず息子1待望の富士山麓のぐりんぱへ(写真は富士山...を覆う雲。朝イチで少し見えただけでした。残念)。
 ウルトラマンとか、シルバニア・ファミリーとかをフューチャーした遊園地です。当初は予定してなかったのですが、ガイドブックの中から息子1が目ざとく見つけ出し、絶対に行くと強硬に主張されましたので...

夏休みパート1/ Summer vacation #1_a0186568_2353237.jpg
 到着したら、さっそく、雪の小山がお出迎え。もちろん、子どもたち大はしゃぎです。意外と滑ってしりもちをつくこともなく、器用に遊んでいました。

夏休みパート1/ Summer vacation #1_a0186568_23545592.jpg





 続いてシルバニア・ファミリーがお出迎え。まだ小さい息子2は、うさぎさんやくまさんに話しかけたりして結構はまっていました。

夏休みパート1/ Summer vacation #1_a0186568_2358660.jpg
 一方、息子1のお目当てはこちら。でっかいウルトラマンと一緒に記念撮影してご満悦。でも意外とこれだけで満足した感じ。ちなみに、私にはこの辺の新しいシリーズは何がなにやら分かりません...

夏休みパート1/ Summer vacation #1_a0186568_02157.jpg と思ったら、ウルトラマンの足元に青と緑の機関車が...もう2人とも一目散に取り付いて離れません。というわけで、最初ののりものはこれでした。トーマス愛の息子2は、時間が過ぎてのりものが止まった後もしばらく離れませんでしたよ。

夏休みパート1/ Summer vacation #1_a0186568_05383.jpg
 次ののりものはこちら、先頭にウルトラマンがついてるだけ...と言ったら身も蓋もないのですが「ウルトラマントレイン」です。冷房も効かずに暑い車内にもかかわらず、大変楽しんでいました。

夏休みパート1/ Summer vacation #1_a0186568_0101062.jpg


 こちらは乗り場「トレイン本部基地」駅だそうです。
 子供向けということで、ジェットコースターなどもあまり激しい感じではないのですが、やはり年齢制限、身長制限がいろいろあって、とくに息子2はあまりのりものには乗れませんでした。お兄ちゃんは「フライングウルトラマン☆シュワッチ」なる回転ブランコなどにチャレンジするのですが、見ているだけの息子2には目の毒。

夏休みパート1/ Summer vacation #1_a0186568_014440.jpg 辛うじて2人して遊べるのは観覧車くらいでした。
 この後、息子1は「ピカソのタマゴ」なるアスレチックにチャレンジ、1時間以上も遊んでいたのですが、息子2は「入ってもいいけどやっちゃダメ」ということなので、仕方なくシルバニア・ファミリーのゾーンに。残念ですが、また今度。

夏休みパート1/ Summer vacation #1_a0186568_0193726.jpg



 ちなみに「ピカソのタマゴ」というのはこんな感じです。立体迷路とか、巨大ボールの迷路とか、21種類のいろいろな障害物を乗り越えながら次々に進んでいくという。4歳さんにはちょっとハードなところもありましたが、息子1は時間をかけて全部クリアしていました。

夏休みパート1/ Summer vacation #1_a0186568_0202084.jpg
 おかげさまで、端で見てるだけの親は、見事に首筋と腕だけ真っ黒です...

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 この後、トーマスから離れたくなくて泣き叫ぶ息子2をひきずって昼食、それから次の目的地、富士サファリパークへ向かいました...



Short trip to Hakone and southern foot of Mt.Fuji. On 11 August, we have been to a amusement park for children at southern foot of Mt.Fuji. However Mt.Fuji was covered with thick clouds (photo#1), so we couldn't see it... :(
At first, we saw snow in mid-Summer. Kids were really delight with it (photo#2).
There are many attraction featured TV program characters those which Ultra man, Thomas the engine and so on. Both Aki and Tomo like those characters so they fully enjoyed in the park (photo#3~#7). Also there is a Ferris Wheel (photo#98).
Then Aki tried challenge course (or low rope course). It was pretty hard for 4yrs old kid but he ran eagerly more than 1 hour and accomplished it :) (photo#9~14).
After having lunch, we have moved to next destination- Fuji Safari Park.
by asiansophia | 2011-08-15 23:50 | おでかけ/ Japan

マルコメぴんく: Aki's pink bicycle

マルコメぴんく: Aki\'s pink bicycle_a0186568_19594153.jpg 4歳の誕生日に買ってもらった息子1の愛車。もちろんピンク。
 でもマルコメでピンクの自転車というのはなかなかシュールな絵柄...
 車を気にしないで練習できるスペースが少ないのが悩みどころですが、夏は日が長いので保育園帰りに駐車場で練習。

マルコメぴんく: Aki\'s pink bicycle_a0186568_200223.jpg


 息子2は、お兄ちゃんのお下がりの三輪車。
 そうこうしていると、あっという間に7時です...
 お腹が空いたので家に帰りましょう。そろそろ、ママも帰ってくるころなので...

マルコメぴんく: Aki\'s pink bicycle_a0186568_2005755.jpg


 今日はとてもきれいな夕焼けでした。

Aki loves pink very much. He chooses everything in pink...shirts, pants, shoes etc.
When he got his own bicycle as his 4-yrs birthday present, he made a prompt decision with pink one. Now he is training to ride bicycle.
Tomo gets a tricycle from Aki.
Meanwhile, sun set...it was scenic beauty sky.
by asiansophia | 2011-08-09 20:18 | 日々のできごと/ Daily life

ブルーベリー狩り/ Blueberry picking

ブルーベリー狩り/ Blueberry picking_a0186568_1650172.jpg 暑い日差しと雷雨が繰り返している感じですね。ということで、週末のおでかけは午前中に限ります。
 土曜日は、またまたまた郷土の森の水遊び広場へ。いつもと変わらないので割愛。
 そして日曜日は、市内の農園にブルーベリー狩りに行きました。このところ、毎年お世話になっている菊正ファームです。ブルーベリー農園は府中町三丁目郵便局の東隣にありますよ(超ローカルですみません)。

ブルーベリー狩り/ Blueberry picking_a0186568_16522778.jpg

 こんな感じで、たわわに実っています。

ブルーベリー狩り/ Blueberry picking_a0186568_1652527.jpg






 比べるのが間違っているのは重々承知ですが、やはりわが家のベランダとは段違いですね。

ブルーベリー狩り/ Blueberry picking_a0186568_16511141.jpg
 息子1(諸事情によりマルコメになってます)は1歳のころから毎年来ているので、もう勝手知ったるなんとやらです。親にも、あれこれ指南してくれます。

ブルーベリー狩り/ Blueberry picking_a0186568_16531737.jpg





 一方の息子2は...早起きし過ぎて、農園に着く前にダウン。早昼寝です。

ブルーベリー狩り/ Blueberry picking_a0186568_16535385.jpg

 この後、復活しましたが、生ブルーベリーはちょっと酸っぱかったので、いまいち乗り気にならなかった様子。

ブルーベリー狩り/ Blueberry picking_a0186568_16543761.jpg




 強い日差しの下、一時間弱くらいがんばって、1.3kgほど収穫しました。

ブルーベリー狩り/ Blueberry picking_a0186568_1655645.jpg


 こちらは、摘み取った分だけ100gあたり150円で買い取るシステムです。1.3kg、けっこうな量ですが、たぶん数日のうちに食べ尽くされることでしょう。
 摘み取りだけでなく、プロが収穫した獲れたてブルーベリーもここで購入できますよ。

ブルーベリー狩り/ Blueberry picking_a0186568_16564579.jpg

 この後は駅前に移動して、伊勢丹で開催中の東北物産展を物色...お昼は『まるや』さんの喜多方ラーメンをいただきました。

ブルーベリー狩り/ Blueberry picking_a0186568_16553881.jpg




 麺食いの息子×2は、ラーメンが出てくる前からハイテンションです。

ブルーベリー狩り/ Blueberry picking_a0186568_165763.jpg


 4歳さんの息子1は割り箸で...

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 2歳さんの息子2はフォークで、それぞれ小池さん(©藤子不二雄)ばりに、器から口までひとつながりになった麺をずずずっと食べ続けていました。

ブルーベリー狩り/ Blueberry picking_a0186568_16574815.jpg
 食後は、お祭り気分でヨーヨー釣りやスーパーボールすくいを楽しみました。で、右の写真は某ショップで、ディスプレイしてあった機関車トーマスを、店員さんのご好意で「借りて」遊ぶ息子2と、見守る息子1。が、しかし、トーマス命の息子2は「借りた」意識など毛頭なく、「もらった」と思っていたので、この後、当然のごとく大騒動が…
 それはともかく、おでかけは満喫して帰りましたよ。


On 7,August, Sunday, our family came to blueberry picking at a farm nearby our home. We are living in Fuchu City, about 20km off downtown Tokyo. There are some farms which cultivate blueberry, grapes and other fruits. In Fuchu City, there is Tokyo University of Agriculture and Techology. Some farms are collaborating with the university and introducing new farm products. This is a background of blueberry farms in our city. However most produce of blueberry in Japan are in northern area... not here.
Aki comes blueberry picking every year, so he knows very well what he should do here (photo#4).
Tomo was...sleeping because he got up too early this morning (photo#5)... but he woke up soon later. However it is difficult to understand what he can do here (photo#6). He picked up some blueberry and tasted. But it was slight sour for him. So he was not so interested with blueberry.
Anyway we were picking for an hour under strong Summer sunshine (photo#7). And we got about 1.3kg of fresh blueberry at last :-)
The farm sells picked blueberry by weight, 1,500JPY/kg... it is reasonable price for fresh blueberry (photo#8).

After blueberry picking, we had lunch...RAMEN. RAMEN, Chinese style noodle with soup, is one of most popular casual meal in Japan. Actually it is quite different from original Chinese noodle and we Japanese create much number of variety nowadays.
This is one of traditional Shoyu taste, local variety from Fukushima Pref. so-called Kitakata RAMEN (photo#9). With relatively thick and curled noodle, in soup of pork bone broth, dried fishes and other seafood.
Both of my sons are strong noodle lovers. They were fascinated with RAMEN too much (photos#10-12).
Then we came to Summer festival. Both Aki and Tomo enjoyed. It was very good Sunday for us.
by asiansophia | 2011-08-07 17:29 | 日々のできごと/ Daily life

The 次男 パート2: the second son

The 次男 パート2: the second son_a0186568_8565938.jpg 手足口病とか、放射能とか、子ども手当てはやっぱりやめるだとか、子ども業界はいろいろ大変なことだらけですが、息子×2は相変わらず元気です。とくにわが家の場合は、2歳と1ヶ月になった次男坊が全開バリバリです。言葉が達者になってきて、コミュニケーション能力がアップしたので、ただ暴れるだけでなく、口先でもなかなか生意気な感じになってきました。
(右は、本人にそっくり、と保育園で評判だったスタイ。実はジム・トンプソンです。。。)

The 次男 パート2: the second son_a0186568_8582915.jpg
 息子1が2歳の時はかなり多動なんじゃないかと心配したりもしましたが、明らかに杞憂でした。息子2の多動っぷりは比べようもありません(涙)。
 そしておもに親のやることだけを観察していたお兄ちゃんと違い、2番目はお兄ちゃんがやることもよく観察していて、あっという間にいろいろできるようになってます。油断できず。。。

The 次男 パート2: the second son_a0186568_94642.jpg
 1人目の時は、親もまだ素人なのでいろいろ分からないこともあったり慎重だったりするのですが、2番目に対しては申し訳ないけどかなり雑です(汗)。そのせいか、明らかに2番目の方が行動が乱雑ですね(大汗)。
 一見、仲良く遊んでいるように見えても。。。

The 次男 パート2: the second son_a0186568_955992.jpg


 隙を見て、破壊工作(涙) ご丁寧に「ばーん」とか「どかーん」とか、自分で擬音もつけてます。お兄ちゃんは滅多なことでは切れないので、ますます調子に乗ってます。

The 次男 パート2: the second son_a0186568_933431.jpg


 そんな優しいお兄ちゃんでも、いつでも構ってくれるわけではありません。弟の乱暴がひどすぎると、1人で遊びに行ってしまいます。弟は、しばらくは1人で遊んでますが、またしばらくするとお兄ちゃんの後を追って、また手を出す、と。。。
 基本的にはお兄ちゃんラブだから。。。


 あ、もちろんこれは、あくまでわが家の場合、ですから。次男がみなこうだと言ってるわけではありませんよ。念のため。ただ、わが家では唯一の“2番目”なので、なかなか面白いのです。


Radiation contamination, wide spread of Hand, foot and mouth disease, political decision of cut of child allowance... nowadays parents and children face so many difficulties. However both of my sons are still active as usual :-)
Tomo is now 25months old, growing up day by day. Now he gets much vocabulary and enough ability of communication to negotiate others.
When Aki was small, we parents didn't have enough experience. So we were sometime much prudent. But now we become much rough after we have known many things...it should be affected on Tomo's growing up...
Tomo seems more active and sometime rough than Aki. He is always looking at how his brother do and immediately following it. Aki learnt almost things to do from his parents. But Tomo has another teacher, so his learning is more quickly.
Basically Aki and Tomo are very friendly. They love each other and playing together. But...
Anyway it is very cheerful to look their growing up.
I hope there will be less difficulties in front of their life. We should reduce all risks against them.
by asiansophia | 2011-08-04 09:43 | 日々のできごと/ Daily life

ジョウモン・リージョナル 飛田給遺跡の微視的構成

 2ヶ月ほど前の関連記事(123)の続きです。
 引き続き、調布市飛田給遺跡を参考事例にして、ジョウモン遺跡の構成と、さまざまな地理情報との重ね合わせを検討します。
 東京西郊のこの地域をフィールドとするメリットは、まず調査件数の多さにあります。個々の調査自体は小規模なものが多いのですが、登録されている周知の遺跡の中の広い範囲にわたって調査が行なわれており、遺跡の構成を知ることができるのです。
 また”現在”の地形図から、明治時代前期の迅速測図、江戸時代後期の地誌(『新編武蔵風土記稿』ほか)や絵図などの歴史資料がそろっていることもメリットのひとつです。ここから、土地利用や景観についてアプローチすることが可能です。
 市街地化しているために地形の改変が進んでいるということもありますが、一方で、山林や畑地よりも踏査が容易なこともあります。見通しが利き、高低差を把握するための基準(建物や電柱など)が多数あるために、微妙な地形の起伏を読み取り記録するのが容易なのです。改変の度合いも、たとえば雍壁の構造や規模であるとか、一軒単位の造成なのか大区画の切り盛りなのか、といった視点から推測することが可能です。1/2,500縮尺の地図上に踏査の結果を書き込み、さらに発掘調査を通じて得られる過去の地形に関する情報をマッピングしていくと、見えてくるものがあるのです。が、その詳細はまた後ほど…
 本日は、さまざまな地理情報との重ね合わせを中心に紹介します。

ジョウモン・リージョナル 飛田給遺跡の微視的構成_a0186568_2126883.jpg

 まずは、もっとも一般的な1:25 000地形図に、既往調査区と検出遺構の位置をプロットします(遺跡に関する情報ソースは、発掘調査報告書と調布市埋蔵文化財年報です)。このスケールの作業のためには、1:25 000地形図では縮尺が小さすぎですね。
ジョウモン・リージョナル 飛田給遺跡の微視的構成_a0186568_21254929.jpg

 そこでより大縮尺の1:2 500地図に重ね合わせてみましょう。調査区と街区の位置関係が明瞭に捉えられます。各調査区の位置や形状は、現状ではこのスケールで管理しています。また細かな道路や建物の位置が分かるので、市街地の踏査には大変役立ちます。なお、これを見ると中央下よりを西北西~東南東に横切る都市計画道の調査区と、その北側の京王線の線路沿いの調査区の間の調査事例がほとんどありませんが、実は、立会調査が多数行なわれています。なかなか報告書にはあらわれないそうした情報についても、調布市教育委員会のご協力で記録を参照させていただいて、より詳細なデータを整備中です。
ジョウモン・リージョナル 飛田給遺跡の微視的構成_a0186568_2138551.jpg

 大縮尺地図上で位置を合わせて整備した、調査区と遺構位置のデータを、10mメッシュDEMデータによる等高線図と段彩図の上に重ね合わせます。残念ながらこのデータでは、微地形要素と遺構分布の関連を捉えることができません。しかし現地を踏査すると、崖線の上の一見平坦に見える台地上に微細な地形を区別することが可能です。発掘調査で得られるローム層の層厚と層序、礫層上面の高度分布などから、微細な地形面として区分することができそうです。
ジョウモン・リージョナル 飛田給遺跡の微視的構成_a0186568_21393214.jpg

 市街地化が進む以前の旧地形を検討する際に参考になるのが、明治十年代に作成されたいわゆる「迅速図」です。ただし厳密な重ね合わせはできないので、迅速図の図幅相互の重なりと、古くからあるランドマークの位置関係をみながら微調整します。崖線をはさんだ台地と低地における土地利用の差を見ることができますね。また崖下の水路の状況も伺えます。これらの水路は、『新編武蔵風土記稿』にも記載があり、また絵図にも見えます。崖下の湧水と、多摩川から引かれた用水とが渾然一体となったものだったようです。
ジョウモン・リージョナル 飛田給遺跡の微視的構成_a0186568_2141880.jpg

 ところで、迅速図から読み取れる水路の位置や形状は、現在も残る、または最近まで残されていた水路(府中市、調布市の資料にもとづき作図)と異なる箇所が多々あります。両者を重ね合わせると、結構ずれていますね。
ジョウモン・リージョナル 飛田給遺跡の微視的構成_a0186568_21401190.jpg

 理由はかなり明白。迅速図の水路をあらためて現状の街区と重ね合わせると、道路や建物を縦横無尽に横断している箇所がいくつもあります。一方で図示していませんが、現存する水路、あるいは最近の記録に残る水路は、おおむね現在の街区に沿って配置されています。明治前半以降、農地の改良や宅地化にともなって水路の位置が移動されたり付け替えられたりしていることを示しています。このあたりは、現地の踏査からだけでは見えてこない部分でもあります。
 
 それはともかく、遺構分布については調査されている範囲だけでも明らかな粗密があり、いくつかのクラスターを設定することが可能です。このうち竪穴住居と埋甕は土器型式にもとづく編年学上の時間軸を与えることが可能(さらに今日では数値年代との対比モデルも示されていますし)なので、縄文時代の中でもさらに時期を絞って、遺跡の広がりと構成、微細な立地条件を議論するための材料が整います。
 そしてここに示したように、さまざまな地理情報および歴史地理情報との重ね合わせの準備も整いました。
 さて、これから分析スタートですよ。そしてその結果は,,,もう少し作業が進んだら、公開しますね。
by asiansophia | 2011-08-03 22:03 | 野川・多摩川/RegionalStudy

インド滞在記2011 記事一覧: India2011 list of articles

 帰国から4ヶ月近くたって、ようやく全行程の1/3です。しかも「後ほど」と後回しにしてきたことが山積という...自分でも、何を書いて何を書いていないのか分からなくなってきたので、いったん過去記事を読み直して頭の整理(2011/08/03)。
 この後、Haryana編のまとめ、第2部Siwalik前期旧石器編、第3部Pune編へと続きます(予定)

過去記事一覧
プロローグ・Delhi編/ Prologue in Delhi
  インド調査旅行(予報) A brief report from India 2011-03-04
 インド滞在記2011 その1: India 2011 Part1 2011-03-05
 インド滞在記2011 その2: India 2011 Part2 2011-03-07
 インド滞在記2011 その3: India 2011 Part3 2011-03-07

第1部 Haryana編/ Ch.1 Haryana excursion and Kalibangan
 インド滞在記2011 その4: India 2011 Part4 2011-03-07
 インド滞在記2011 その5: India 2011 Part5 2011-05-05
 インド滞在記2011 その6: India 2011 Part6 2011-05-08
 インド滞在記2011 その7: India 2011 Part7 2011-05-08
 インド滞在記2011 その7のおまけ: India 2011 Part7 supplement 2011-05-09
 インド滞在記2011 その8: India 2011 Part8 2011-05-12
 インド滞在記2011 その9: India 2011 Part9 2011-05-14
 インド滞在記2011 その10: India 2011 Part10 2011-05-17
 インド滞在記2011 その11: India 2011 Part11 2011-05-24
 インド滞在記2011 その12: India 2011 Part12 2011-05-27
 インド滞在記2011 その13: India 2011 Part13 2011-05-28
 インド滞在記2011 その14: India 2011 Part14 2011-05-30
 インド滞在記2011 その15: India 2011 Part15 2011-06-02
 インド滞在記2011 その16: India 2011 Part16 2011-06-02
 インド滞在記2011 その17: India 2011 Part17 2011-08-01


その他/ other
 インド滞在記2011 途中経過@デリー:India 2011@IGI Airport Delhi 2011-03-06
 インド滞在記2011 途中経過@プネー:India 2011@Pune 2011-03-07
by asiansophia | 2011-08-03 14:38 | India2011

インド滞在記2011 その17:India2011 pt.17

インド滞在記2011 その17:India2011 pt.17_a0186568_18575422.jpg 気がつけば2ヶ月ぶりのインド滞在記です。いったい、いつまでダラダラやるのか、というところですが、このあと、Siwalik編、Pune編と続きます。ご寛恕のほどを...
 さてどこまで進んだのかと過去記事を読み返すと...まだ3/2でした。ということで、Kalibangan博物館の正門です。インダス文明の象徴ともいえるコブウシと水牛のシルエットがお出迎えです。
 左の門柱には英語の看板、右の門柱にはヒンディー語ほかの看板がかかっています。

インド滞在記2011 その17:India2011 pt.17_a0186568_19112554.jpgインド滞在記2011 その17:India2011 pt.17_a0186568_1913275.jpg








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 こちらは博物館の玄関。後姿はインドで修行中のK先生とT大のK先生。その先にいるのは、インド留学中のKさんとデカン・カレッジのNarederさんです。
 博物館は一部展示を改装中でしたが、主要な遺物は見ることができました。とくに、私にとって大事な、例のチャート製のコアと石刃も!!

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 博物館の裏が遺跡です。もう、すっかり夕暮れ時でしたが、Kalibanganのマウンドに登ってきました。

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 Haryanaの遺跡とは異なり、細かな砂に覆われています。足元に見える模様は、遺構の痕跡ですね。

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 Citadel(城塞)と呼ばれている西側のマウンドを遠景に、デカン・カレッジのNarenderさん。

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 砂地をしばらく進むと、マウンドの手前あたりからは大量の土器片が散布しています。

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 マウンドは、やはりとても大きかったです。Rakhi Garhiの方が大きいのですが、現代の町に阻まれて全貌を捉えることができません。一方のKalibanganはマウンドの周囲を含めて保護されているので、全体が見渡せます。

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 しかし大きくて高いマウンドは、やはり侵食も進みますね。植生被覆もほとんどないので、雨が降ると削られていく一方なのでしょう。そして麓に土器だまりができていくのかと...

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 深い溝はトレンチの跡でしょうか。
 ここでは1959年以来、数次にわたる発掘調査が行われ、インダス文明期の下層から文明以前の文化期(Kalibangan I期)の文化層が発見されました。

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 文明期(II期)には、東西2つのマウンド上に都市が成立していたようです。
 こうしてみると、ただの禿山にしか見えませんが、インダス文明研究において非常に重要な遺跡なのです。
 左の写真は、西のマウンド上から、東側のマウンド(市街地)を臨んだもの。

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 東西2つのマウンドの間。
 遺跡は、先に紹介したGhaggar涸河床の南岸に位置しています。このため、かつて豊富な水量を湛えていた大河Ghaggarの畔に栄え、地殻変動または気候変化によりその水流が途絶すると都市も衰退した、とされてきました。
 しかし最新の研究では...これについては、また後ほど。

インド滞在記2011 その17:India2011 pt.17_a0186568_2321850.jpg 最後に、博物館前に戻って記念撮影。左から、インドで修行中のK先生、T大のK先生、インド留学中のKさん、デカン・カレッジのNarenderさん、われらが運転手Sonu Hooda(一番右は、勝手についてきて勝手に写真に写っている地元のお兄ちゃん)。
 さて、この時点でもう19時。しかしこれから、一路Rohtakまで戻らなければなりません。ふたたび、大旅行です...

インド滞在記2011 その17:India2011 pt.17_a0186568_2374762.jpg

 帰路は、遺跡から東南東へRajasthan州内を進み、Rawatsar、Nohar、Bhadraを経て、HissarからRohtakへと戻りました。
 写真は、遺跡の南で車窓から見た砂丘。麦畑の中に点在しています。

インド滞在記2011 その17:India2011 pt.17_a0186568_238664.jpg

 Rajasthanに沈む夕日。Rohtakに帰り着いたのは、日付けが変わってからです。
 早朝から深夜まで、ガイドを買って出てくれたNarenderさん、そして連日のロング・ドライブにもかかわらず無事故で運転手を務め上げてくれたSonu Hoodaの2人には、心から感謝!

(遺跡の位置はこちら:Googleマップ。マウンドとGhaggar川の流路も分かります。)


2,Mar (continue from former post). Visiting Kalibangan Museum and the site.
photos
# 1: frontal view of Kalibangan Museum
#2,3: the entrance gate of the Museum
# 4: main building of the Museum
# 5: the site is just behind of the Museum
# 6: beside the Museum, sandy soil and trace of remains on surface
# 7: Mr.Narender Singh Parmar, in front of the western mound (so-called Citadel)
# 8: surface is covered with potsherds
# 9: walking on potsherds to the western mound
#10: both mounds are heavily eroded
#11: eroded and buried former excavation trenches...
#12: the eastern mound, view from the top of Citadel
#13: between two mounds
#14: memorial photo in front of the Museum, Prof.Kubo, Prof.Kondo, Ayumu, Narender and our driver Sonu Hooda
#15: sand dune remains in wheat field
#16: sunset in Rajasthan plain
Then we returned to Rohtak. It was so long drive...we arrived in midnight at last... thank you Narender for kindly attendance and Sonu Hooda for long driving!

by asiansophia | 2011-08-01 19:38 | India2011