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石器文化研究会 シンポジウム
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カテゴリ:旧石器考古学/Palaeolithic( 34 )

世界が一番寒かった頃2: LGM environment and microblades

世界が一番寒かった頃2: LGM environment and microblades_a0186568_9573763.jpg昨日(5/14)は、石器文化研究会第251回例会でした。
 東京大学大学院DCの役重みゆきさんによる「蘭越型細石刃石器群の技術的再検討」というご発表です。内容については、これから役重さん自身が論文としてご発表されるでしょうからここでは触れません。
 そのかわりに、感想を2、3。
 役重さんが、ご自身の研究の目的と言うか出発点にあげられたのは、LGM北東アジア無人仮説と北海道の関係です。新たな年代測定と過去の測定例の再評価から、シベリア~沿海州にいたる大陸部では、最新氷期のもっとも寒かった時期(LGM)に相当する年代の遺跡がないという見解から出発するこの仮説、つまりはおよそ2万年前、あまりにも寒く、かつ乾燥したアジア大陸北東部は、誰も住めない土地だったと考えるわけです(関連して以前、中国東北部についての議論を記事にしました)。
 そして細石刃石器群についても、LGMおよびそれ以前の年代を示す確実な資料がないので、大陸ではLGM後に広まったと考えます。ところが、北海道の柏台1遺跡などでは、ちょうどLGMの頃の年代・地層から細石刃石器群が見つかっています。
 さて、日本の考古学・旧石器時代についての概説では、細石刃石器群は大陸で出現して北海道を経て日本列島へ渡来したと書かれています(西回りルートもありますが)。しかし上記の仮説では、年代から見て、大陸が先、ということにはなり得ません。
 この辺りが、おそらくここ十数年ほど、北東アジアの旧石器時代・後期更新世考古学のもっともホットな議論の焦点となっているのです。
 そして柏台1遺跡などで、LGM頃の年代・地層から出土するのが、役重さんが取り上げた「蘭越型」細石刃石器群なのです。

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by asiansophia | 2011-05-15 10:39 | 旧石器考古学/Palaeolithic

石器文化研究会第251回例会のご案内

 下記の通りご案内いたします。修士論文をまとめたばかりの、新進気鋭の研究に触れるよい機会かと思います。ふるってご参加ください。
 石器文化研究会会員以外の方のご参加も歓迎いたしますが、資料代を頂戴いたします。あらかじめご諒承ください。


石器文化研究会第251回
 日 時:2011年5月14日(土) 14時~
 会 場:明治大学駿河台キャンパス猿楽町校舎3F考古学実習室
      ※JR・東京メトロ「御茶ノ水」、東京メトロ「新御茶ノ水」「神保町」下車
 発表者:役重みゆき会員(東京大学大学院博士後期課程)
 タイトル:蘭越型細石刃石器群の技術的再検討
 内 容:
本発表では、北海道における最初期細石刃石器群である蘭越型細石刃石器群を扱う。細石刃技術の北海道出現仮説など、当該期細石刃石器群が近年注目を集めている動向にも触れながら、研究史を踏まえ定義、編年、リダクションプロセス等に関する問題点の抽出とその再検討を行う。


会場案内図(明治大学駿河台キャンパス全体図)
※2010年9月より考古学実習室の場所が変更となっていますのでご注意ください


by asiansophia | 2011-05-07 22:40 | 旧石器考古学/Palaeolithic

石器文化研究会第250回例会

石器文化研究会第250回例会_a0186568_21112024.jpg 2月19日土曜日は、シンポジウムも無事終了したので、久々の遺跡見学会でした。少々寒いかな、と思ったのですが、集合時間の午後2時ころには少し暖かくなってきたので、ひと安心。
 見学先は、神奈川県大和市月見野(つきみの)遺跡群上野(かみの)遺跡第14地点です。老人ホーム建設に先立ち、現在、発掘調査されています。
 ということで、集合場所は東急田園都市線の「つきみ野」駅。

石器文化研究会第250回例会_a0186568_2139027.jpg

 ほぼ時間通りに全員集まりました。参加者15名ほどでした。
 で、調査を担当されている小池さんに簡単な解説をしていただいた後、周辺の過去の発掘調査地点などをめぐりつつ、調査現場へ...向かったはずなのですが、私は同行していません(汗)

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by asiansophia | 2011-02-20 23:27 | 旧石器考古学/Palaeolithic

全谷先史博物館開館記念国際シンポジウム

全谷先史博物館開館記念国際シンポジウム_a0186568_23264114.jpg 韓国からの情報です。
 2011年5月に開館する韓国・全谷先史博物館を会場として、The 2nd International Symposium of Bifaces of the Lower and Middle Pleistocene of the World(第2回国際シンポジウム「世界の前期・中期更新世の両面石器)が、2011年4月30日~5月5日の日程で開催されます。
 シンポジウムへの参加申し込み期限は1/30となっていますが、宿泊等の申し込みはまだ受け付けているとのことです(2/15現在)。
 全谷先史博物館HP
 ※トップページから、日本語も選択可能です。ただし、英語版よりコンテンツ少ないです。(コンテンツ:日本語=中国語<英語<韓国語)
 シンポジウム案内(2nd Circular) ※英語:PDF1.47MB
 参加申し込み書式 ※英語:MS-Word07.docx
 宿泊申し込み書式 ※英語:MS-Word.doc
 全谷里遺跡は、ハンドアックスとクリーヴァーをともなう石器群が出土したことにより有名です。シンポジウムでは、世界各地のハンドアックス石器群、アシュール文化について議論されるようです。
全谷先史博物館開館記念国際シンポジウム_a0186568_23381075.jpg
全谷先史博物館開館記念国際シンポジウム_a0186568_23434958.jpg
 博物館の設計は、フランス人の建築家だそうです。
 とても斬新なデザインですね。







全谷先史博物館開館記念国際シンポジウム_a0186568_2350172.jpg
 さまざまなジオラマや、洞窟壁画の復元などが展示されるようです。
 専門家だけでなく、広く一般の方々にも楽しめる内容を目指していることが伝わってきます。
 日本ではちょうどGW期間中です。
 シンポジウム、新博物館、韓国料理を楽しむ旅もよいかもしれません。


全谷先史博物館開館記念国際シンポジウム_a0186568_23481487.jpg


写真・イラスト出典:http://www.jgpm.or.kr/


I have recieved the 2nd circular of the commemorative International Symposium for the new opening of Jeongok(Chongok) Prehistoric Museum.
Jeongokni (Chongokni) is very famous Palaeolithic site uncovered Asian Handaxe-Cleaver industry, located on the north-east of Seoul city, close to DMZ.
The symposium aims on the world Acheulean culture.
The date of application is already over. But it is able to ask secretariat, my Korean friend told.
  ・Jeongok Prehistoric Museum web-site (English can be choosen)
  ・2nd Circular ※PDF1.47MB
  ・Application form ※MS-Word07.docx
  ・Accomodation Form ※MS-Word.doc
all pictures are from http://www.jpgm.or.kr
Do not reuse and reproduce those pictures

by asiansophia | 2011-02-16 00:11 | 旧石器考古学/Palaeolithic

読売新聞2月9日朝刊に「ナイフ」シンポの記事が掲載されました!

読売新聞2月9日朝刊に「ナイフ」シンポの記事が掲載されました!_a0186568_21522130.jpg

 文化欄です。清岡央記者の署名記事。
 シンポジウムに参加され、熱心に取材されていたのは司会席から拝見しておりました。よくぞ、このマニアックなテーマを全国紙で取り上げてくれた、と感謝感激です。
 いまのところYomiuri Onlineにはアップされていないようなのですが、Webでは読めないのでしょうか?
 ま、何はともあれ、年末年始も予稿集の編集に取り組んだ甲斐があったものです。発表、コメントをいただいたみなさんはもちろんのこと、事前準備から当日、後片づけまでお手伝いいただいた方がた、そしてご参加いただいた方すべてに感謝いたします。
 記事については、下に全文引用しておきます。気になるのは「最近...西アジアなどでも見つかっている...」という箇所。私か、国武さんかのパワポを見て「西アジア」なのでしょうか? でも、ヨーロッパ、西アジア、南アジア、アフリカ、オーストラリアなどは、以前からBacked blade、Backed toolが知られていた地域です。
 「最近」ということであれば、韓半島南部のことでしょうか?
 そしてもう一つ、「若手研究者を中心とした石器文化研究会」!!
 光栄です! 文字通り、と受け取っておきましょう。
 そんな私も、あと1日ちょっとで40歳ですよ...

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by asiansophia | 2011-02-09 22:32 | 旧石器考古学/Palaeolithic

アウト・オブ・アフリカ2 南回りルートは10万年前?

アウト・オブ・アフリカ2 南回りルートは10万年前?_a0186568_141594.jpg 1月28日付のScience誌に、'The Southern Route “Out of Africa”: Evidence for an Early Expansion of Modern Humans into Arabia' (南回りの「出アフリカ」:アラビア半島への現代型人類拡散)という論文が掲載されました。
 すでに朝日日経、読売の新聞各紙でも報道されています(いずれも1月28日朝刊)。朝日のコメントは、名古屋大博物館の門脇さんでした。時事通信は、発掘調査現場と出土石器(後述のC群の両面調整石器)を転載していますね。
 論文の内容については、河合信和さんがブログで詳しく解説されていますので、ここでは個人的に興味を抱いたことなどを... あくまで私見ですので、検証は各自でお願いしますね。
 既出の新聞記事、ブログとも重複しますが、一応、遺跡と調査の概要をおさらい。

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by asiansophia | 2011-02-03 02:34 | 旧石器考古学/Palaeolithic

細分派と大枠派

細分派と大枠派_a0186568_0424535.jpg シンポジウム終了後、ふと思いました。
 「型式論」者か「行動論」者か、帰納主義か演繹主義か、石器重視か解釈・説明重視か、などなどを問わず、どうやら編年細分志向派と大枠で十分派、に分けられるようです。
 誰がどっち、とは言いませんが、とりあえず私は後者の大雑把派です。
 いまのところ、日本列島の後期旧石器時代全体で5期区分で十分、それ以上は細かく分ける必要なし!
 ...なんて迂闊なことを言っていると、またM先さんに手厳しく書かれてしまいそうですが...
 何で細かく分けないのか、その点については、またそのうち...たぶん、そのうちに...
(写真は、本文とはほとんど関係ありません)

by asiansophia | 2011-01-26 01:30 | 旧石器考古学/Palaeolithic

シンポジウム無事終了

シンポジウム無事終了_a0186568_2212171.jpg
シンポジウム無事終了_a0186568_2222593.jpg えー、終わりましたよ。
 みなさま、お疲れ様でした。2日間で累計100名のご参加をいただきました。
 2日間参加されたみなさん、何かを持ち帰っていただくことはできましたか? 司会の力量不足で論点がまとまらず申し訳ありませんでした。
 とは言え、これで終わりとはせず、記録集・論文集でさらに議論を深めましょう!引き続きよろしくお願いいたします。

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by asiansophia | 2011-01-24 22:42 | 旧石器考古学/Palaeolithic

どこよりも速い? シンポジウム報告

どこよりも速い? シンポジウム報告_a0186568_23353637.jpg ちゃんと調べた訳ではないので、もっと早くにアップされているところがあったらごめんなさい...
 86名のご参加をいただき、無事、初日の全日程と懇親会が終わりました。懇親会は、もしかしたらまだ一部で終わっていないかも(?) 北は北海道から、南は九州・熊本まで、各地からのお客さんもお見えです。みなさん、熱心に聴講していらっしゃいます。また発表者、コメンテーターのみなさんも、ほぼ全員が予定時間ぴったりでの進行!
どこよりも速い? シンポジウム報告_a0186568_23451529.jpg
 また蓋をあけてみると、当初の予想を上回るいろいろな見解が飛び出してきます。それらを受け止めて、明日の討論につなげなければ...
どこよりも速い? シンポジウム報告_a0186568_23414377.jpg




 とにもかくにも、発表者、コメンテーター、スタッフのみなさんお疲れ様です。そして明日もよろしくお願いいたします。
 寝坊しないように、それだけ気をつけないと...
by asiansophia | 2011-01-22 23:48 | 旧石器考古学/Palaeolithic

『石器文化研究』16号刊行す

『石器文化研究』16号刊行す_a0186568_205826100.jpg 以前にも紹介しましたが、明日、シンポジウムの予稿集を収録して刊行される『石器文化研究』16号の表紙見本です。レザック80つむぎの「わかくさ」になりました。見本より、もう少し薄緑な感じでしょうか。
 本日午後、無事納品されたとの知らせを受けました。まだ、実物は手にとっていないのですが。
 さて、いよいよ明日、明後日、シンポジウム本番です。
 何よりも、活発な意見の交換、議論の深化を期待します。

 懇親会場はほぼいっぱいのようですが、シンポジウム会場にはまだ余裕がありそうです。どうしようか迷っている方、明日、明後日と時間が空いている方、とにかく少しでも興味を抱かれたら、ぜひ、お運び下さい。
 研究会スタッフ一同、お待ちしております。
by asiansophia | 2011-01-21 21:15 | 旧石器考古学/Palaeolithic