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2012年 03月 18日 ( 3 )

PJAM2012#5 ローフリー・バイパス地区その2

 前回の続きです。マッラー教授がせっかく連れてきてくれたローフリー丘陵バイパス地区...
PJAM2012#5 ローフリー・バイパス地区その2_a0186568_223268.jpg
 ブルドーザーのキャタピラ痕がくっきり残る、とても悲しい事態になっていました...
PJAM2012#5 ローフリー・バイパス地区その2_a0186568_2243431.jpg
  気を取り直して、別地点-というか、削平されてしまった地点の尾根の続きで、まだ採掘が及んでいない地点に移動しました。
PJAM2012#5 ローフリー・バイパス地区その2_a0186568_2254677.jpg
 草一本生えていない荒漠とした平らな地面の上に、びっしりと石がころがってます。
PJAM2012#5 ローフリー・バイパス地区その2_a0186568_2264184.jpg
 その大半は、石灰岩の石ころなんですが... よく見ると、そこかしこに石器があるわけです。それも、ものすごい数が、あちこちに集中部を形づくっています。この写真に写っているものも...よく見れば大型・厚手のフレイクです。
PJAM2012#5 ローフリー・バイパス地区その2_a0186568_228136.jpg
 そんな中にハンドアックスの作りかけもあったりします。スケール代わりにポータブルGPS(Oregon Garmin550)を置いてみました。約12cmです。
PJAM2012#5 ローフリー・バイパス地区その2_a0186568_22113857.jpg
 丘陵の頂部は、ずっとこんな景観が広がってます。なお、遮るものもなく日差しが強そうに見えますが...2月中旬は20年以上ぶりの寒波に襲われたということで、日中も20度台前半と過ごしやすかったです。が、あと1~2ヶ月もすると、日中は40~50度まで上昇すると言う...
PJAM2012#5 ローフリー・バイパス地区その2_a0186568_22134666.jpg
 そして丘陵の頂部には、ところどころにきめ細かいシルト質の堆積物が三日月状に広がっている箇所があります。この写真では真ん中~右半分に写っているのですが分かりますでしょうか?
 実はコレ、インダス文明期の人びとが地面を掘り返してチャートの原石を入手した採掘坑の跡なのです。バイパス地区ではまだ発掘は行なわれていませんが、シャデー・シャヒード地区でイタリア隊とSALUの共同調査が行なわれ、そのときの発掘により明らかになりました。
 以下、参考までに5年前(2007年3月)の訪問時に、ヴィーサル教授にご案内いただいたシャデー・シャヒード地区の写真です。
PJAM2012#5 ローフリー・バイパス地区その2_a0186568_2217322.jpg
 やはり三日月状に広がる採掘跡。
PJAM2012#5 ローフリー・バイパス地区その2_a0186568_22183042.jpg
 唯一発掘された採掘跡。
PJAM2012#5 ローフリー・バイパス地区その2_a0186568_2219090.jpg
 採掘坑の底には、取り出されなかったチャートの原石が残っています(レンズキャップの脇)。採掘の結果できたこのような穴を、きめ細かいシルトが埋めた結果、地表から見ても分かる状態になった、というわけです。
PJAM2012#5 ローフリー・バイパス地区その2_a0186568_22204515.jpg
 ちょっと離れたところに、インダス文明期(またはその直前のコート・ディジー文化期)の石器製作地点が広がっていました。地表には、特徴的な石刃石核が落ちています。
PJAM2012#5 ローフリー・バイパス地区その2_a0186568_22214911.jpg
 ふたたび、ローフリー丘陵の地形、景観。
 この後は、インダス川の対岸、空港のある町サッカルの市内に残されている、インダス文明期の都市遺跡、ラカンジョ・ダーロ(Lakhan Jo Daro)を見に行きました。詳しくは、また、次回。
by asiansophia | 2012-03-18 18:00 | PJAM2012

エジプトにおける遺跡の破壊・略奪

 エジプトで長期独裁を続けていたムバラク政権が崩壊して1年が経ちました。
 「革命」の最終局面では、カイロの考古博物館が略奪を受け貴重な文化遺産が破壊されたのをはじめ、各地の遺跡や博物館、収蔵庫などが被害にあったというニュースが相次ぎました。骨董の闇市場での換金可能性から、人命にかかわらずともアピール性が高いという判断、一方で保護する立場からは市民の生命・安全より順位を低くせざるを得ないという状況まで、文化財が手っ取り早く狙いやすいソフト・ターゲットになる傾向は強まっているようです。
 そして「革命」から1年、エジプト国内は「革命」後の政治体制をめぐってまだ混乱が続いているようです。そのような中で、遺跡・文化財の危機的な状況についてのニュースが入ってきました。
 現場は、アメリカ、カリフォルニア州立大学バークレー校が発掘調査を継続している、カイロの南のEl Hibeh遺跡です
 
 
(上記2点の画像は、U.C.Barkleyのサイトより)

 以下、Facebook上でUCバークレーの古代史・地中海考古学研究所のCarol Redmount准教授らが立ち上げたページの情報を中心に、現状を紹介します。
 なお、インターネット上での情報の共有・拡散と関係機関等への情報提供、要望の提出などにより、現地紙での報道や、関係機関が対応を表明したりしているようですが、3/17には、略奪者たちがブルドーザーを持ち出して墓地の破壊と略奪を行なっているとの情報も入りました。何らかの対策がとられる前に、奪えるだけのものは奪ってしまおうということなのではないか、とのことです。

'Save El Hibeh Egypt'(Facebookページ:オープン・グループ)
「エジプトの歴史に関心を抱くすべての方へ:
 現在、エジプト中の遺跡が深刻な略奪の危機に瀕しています。カイロの南3時間に所在するEl Hibeh遺跡もそのひとつです。これらの遺跡が略奪を受けたならば、貴重な情報が永遠に失われることになるでしょう。それらを再生することは不可能なのです。El Hibehは、第3中間期のほとんどかく乱されていない都市のマウンドとして重要な遺跡です。都市はBC1070頃、ルクソールまたはテーベのアモン神官により創建され、その後もプトレマイオス朝期、ローマ、コプト、初期イスラム期に至るまでの1,700年間の重要な遺構が残されています。私たちはこのグループ・ページに、遺跡や略奪の状況の写真、この問題に冠する記事などを投稿します。そして、あなたがたが、可能なときに可能な場所で、この問題を世界に広め、このグループに友人を集め、注意を喚起することを期待しています。私たちは、2011年1月28日以降、警察による十分な保護がない中で深刻な被害を受けているEl Hibehとそのほかの数百の遺跡を守るために立ち上がらなければなりません。」
「なぜこのグループを立ち上げたのか:
 私たちのHibehでの最後の発掘は2009年に行なわれました。その後、さまざまな理由により調査を再開できずにいました。2011年1月革命以降、関係者とコンタクトを取り、みなほとんど無事であることを確認しましたが、一方で遺跡の略奪についての話も耳にしました。そし実際に、遺跡は「非常に深刻な状態にある」と聞かされたのです。私は、5月に遺跡を訪問した人びととによって撮影された写真を見るまで「非常に深刻な状態」が何を意味しているのか分かっていませんでした。その後も、6月、12月、2012年1月に、略奪の写真が送られてきました。遺跡の北の村の住人が、夜間に略奪を続けているが、誰もこの住人を捕まえられないのだと聞きました。私がこの2月にエジプトに到着するまでの状況は以上の通りです。
 そして2月中旬に私はエジプトに赴き、SCAとの契約にサインし、調査を開始する準備を整えました。調査を開始しようとしていた前日に、私は、地元の警察がわたしたちの調査許可を渋っているとの電話を受けました。要するに、遺跡の北の村の「ギャング」が遺跡略奪のマフィアを形成していると言うのです。この犯罪者は、革命後に刑務所を出た殺人犯でした。彼のマフィアは遺跡の大規模な略奪をやめずにいます。私が、先週、調査隊宿舎からカイロへ戻る途上、わたしたちのバンにのって遺跡のそばを通り過ぎたとき、10人の男が、近くにオートバイを停めておいて大っぴらに遺跡を盗掘しているところを目撃しました(私たちは彼らの写真を撮りました)。
 わたしたちの運転手のひとりは金曜日に同じ道を通り、大勢の男が日中、大々的に盗掘していたと報告してきました。これは、現在進行中の危機です。彼らは遺跡を破壊し続けています。SCAの担当者は盗掘・略奪を止めるためにあらゆる努力をしています。しかし何ら効果をあげていません。警察はこの状況を無視しているのか、見てみぬふりを決め込んでいるのか、またはもっと悪い状況かもしれません。」

※関連サイト・記事
'Massive looting at El Hibeh, Egypt' (Past Horizons: adventures in archaeologyの記事)
 盗掘により破壊され、人骨や遺物が散乱した墓地の写真などが公開されています。


'El Hibeh destruction continues' (Nile Wave Travel: it's all about Egyptの記事)
 地元紙の記事の画像。掘り出されて放棄されたミイラ...


"Protect Egypts Archaeological Sites"
 エジプトの考古局や政府に提出する署名をネット上で集めているサイト。氏名、メールアドレス、国名、郵便番号を入力すると署名できます。
by asiansophia | 2012-03-18 11:17 | 考古学(いろいろ)

イチゴ狩り

 土曜日はあいにくの雨模様でしたが、近所にイチゴ狩りに行ってきました。
イチゴ狩り_a0186568_2138662.jpg
 日野市万願寺にある柴崎園芸さんです。多摩都市モノレール「万願寺」駅から歩いて行けます。
 無農薬のハウス栽培で完全予約制です。当日の朝、急きょ電話したのですが...雨天のため団体さんのキャンセルが出たとかで運よく行くことができました。
イチゴ狩り_a0186568_2143145.jpg
 ハウスの中に、大人の腰の高さくらいのところにイチゴ(とちおとめ)の棚がセットされてます。
イチゴ狩り_a0186568_2144951.jpg
 こちらでは、11月くらいにスタートして春先までやってらっしゃるとのこと。HPでご確認ください。
イチゴ狩り_a0186568_21451277.jpg
 なお、食べ放題式ではなく、摘み取り買取方式です。買い取りは、100g=200円。ちょっと高目かもしれませんが、大粒で新鮮なとちおとめです。
イチゴ狩り_a0186568_21464134.jpg
 棚の高さは息子1にちょうどよいくらい。でも、無理やり引っ張ると苗を痛めてしまうということで、大人が手伝って収穫します。
イチゴ狩り_a0186568_21474185.jpg
 小さいほうは、抱っこしないと無理でした。
イチゴ狩り_a0186568_2148873.jpg
 あっと言う間に、2パック収穫。待ち切れないということで、いったん清算して賞味することに。ちなみに、これで800g強でした。
イチゴ狩り_a0186568_21492696.jpg
 いうまでもなく、ヘタを取るそばからあっと言う間になくなります。
イチゴ狩り_a0186568_21494661.jpg
 この後、摘み取り2回戦目に。250gちょっと収穫して終わり。
イチゴ狩り_a0186568_2151988.jpg
 これは受粉用のミツバチの箱。今日はあまりにも寒かったので飛んでませんでしたが、いちおう、刺されないように気をつけてくださいとのことでした。ミツバチを使っているので、農薬は使えないということで、洗わずに食べれます。
 イチゴ狩りと言えば、千葉とか静岡までおでかけもいいのですが、近所で気軽に楽しめるのも悪くないですね。
by asiansophia | 2012-03-18 06:00 | おでかけ/ Japan