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PJAM2012#12 ヴィーサル・ヴァレー地区遺跡群へ(その1)

 さて、いよいよ第4日目(2/22)です。お待ちかね(の人は数限られてると思いますが...)砂漠の中の旧石器時代遺跡へGo!です。
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 出発前に、本日の装備。左から、デジカメ(Pentax ist*DS2:6年目)、ノートPC(ASUS EeePC1015PX:安さと軽さ(1.1kg)、バッテリー駆動時間の長さだけが取り柄)、ポータブルGPS(Garmin Oregon550)。PC画面に映っているとおり、マッラー教授、ヴィーサル教授らがこれまでの調査で記載してきた遺跡・地点の位置を、地図(ここではランドサット画像)に投影、これを切り出してGPSに流し込み、現地で歩きながら位置を再確認・同定し、さらに必要に応じてDEM(今回はASTER-GDEMを使用)と照合して地形を確認しようという試み。具体的な手順と結果はまた後ほど。概略を知りたい方は、まずはこちら(『フィールドワーカーのためのGPS・GIS入門』)をお読みください。
 さて、この日はマッラー教授だけでなく、ヴィーサル教授やマダム・タスリームほか、研究室・博物館スタッフ総出で朝イチで出かけようということでしたので、9時半(これでも朝イチ)には博物館に行ったのですが、案の定、まだ誰もおらず... そのうちにマダム・タスリームが登場、チャイをいただこうとしているところでようやくヴィーサル教授も登場。結局、なんだかんだで出発の準備が整ったのは11時頃でした。でも、気にしない、気にしない(笑)
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 当日の行程は、ざっとこんな感じ。前日に訪れたコート・ディジーの町をはるかに過ぎて、丘陵の南端に回りこんで砂漠に入ります。ASTER-GDEMを用いたDEM図ですが、三日月形の擬バルハン型(Barchanoid)砂丘列の形状が分かるかと思います。
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 コート・ディジーの町を過ぎてさらに南で、インダス川(またはその支流)の旧流路に残された湿地。インダス川の流路変遷については3/19の記事でも触れていますが、衛星画像や遺跡分布との関連についてはまたそのうちにまとめます(たぶん)。
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 こちらは、コート・ディジーの南西のクムバート(Kumbat)の町。ここから、ハイウェイを外れて、ターリ・ミルワー(Thari Mirwah)へと向かいます。
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 ひたすら、まっ平あんど小麦畑orパーム椰子畑orバナナ畑。
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 ターリの町は、タール砂漠の西縁にあたり、ハイルプール運河から枝分かれしたミルワー運河が町の中央を南北に流れています。人口は(たぶん)1万人くらい(ヴィーサル教授談)。ミルワー運河の灌漑水利による農業が中心の町です。
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 ターリーの町の東にも旧流路跡の湿地がありました。これらの湿地は季節的に水位がかなり変動するようです。マッラー教授いわく、現在ではこれらの湿地は農業用水には利用されないとのこと。利用されているのは、すべて灌漑用運河およびその分水なのだそうです。
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 ターリの東は、美しい小麦畑が広がっています。でも、Google Mapの衛星画像を見ると、もう砂丘列の間なんですね。リンク先(別窓)の地図の左にThari Mirwahの町があり、Thari Naro Rd.を東へ向かっているところです。ミルワー運河からの分水が到達している範囲は、どんどん耕地が開かれて新たな村ができているとのことです。
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 護衛のアブドゥル・カディールとムバーラク。この日は、マッラー教授、私と同じ車だったので少々お静か...ですが、地元の皆さんやKさんと同じ車のときは、まぁにぎやかだったそうです(笑)。
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 そして、いよいよ道端も砂っぽくなってきました。
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 緑の畑の向こうには、砂丘(高さ30~50mくらい)が見えてますね。
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 2012年時点でもっとも東に開かれた村と耕地を過ぎると...
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 そこはもう砂漠です。なお、最近(ここ2、3年のうち)、きれいな舗装道路が整備されたので車で簡単にアクセスできるようなりましたが、それ以前は、4WDかトラクター、ラクダでないと行き来が容易でなかったと言うことです。
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 このあたりの砂丘は、幅1km、高さ50~70mくらいの三日月形か、それがいくつか連なった形状のものです。少なからず植生がありますが、基本的には遊牧民以外は生活していません。
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 そんな砂漠の一角に、お目当てのヴィーサル・ヴァレー地区遺跡群があるのですが...
 以下、次回。
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by asiansophia | 2012-03-27 20:00 | PJAM2012