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PJAM2012#3 とりあえず第1日目

 前回からの続きです。
 24時間警護付、とか言うと、どんな物騒なところなんだと思われるかもしれませんが、いろいろ事情があるようでして...
 確かに、昨年来、国連やNGOスタッフなど外国人の誘拐が数件起きています。ご存知の通り、米軍によるアル・カーイダの指導者の暗殺作戦やら、隣国のアフガニスタン情勢やらの影響で、タリバーン系の民兵、ゲリラ組織の活動が活発になっている地域もあります。カラチでは、民族、宗派対立による暴動、衝突も起こっています。ただしパキスタン全土が等しく危険かというと、そうではなくて治安も良好な地域と、非常に危険な地域とが明瞭に分かれている状況です。
 また、軍政が終焉し、民主的に選挙が実施される社会情勢になったことで、かつては押さえ込まれていた多様な主義主張が大っぴらに叫ばれるようになったことで、潜在的な衝突のタネはかえって顕在化したようですが。たとえば、前回訪問時(2004年~2007年:軍事政権最後の年)には、支持者の村々の落書きでしか見なかった、シンド・ナショナリストのシンボルマークや旗、スローガンが、大学構内も含めてそこら中に掲げられています。ただし、お隣のバローチースターン州の状況とは違って、ここでは分離独立を叫ぶような急進派はほとんどいないようですが。
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 ちなみにわれわれの訪問先のシンド州北部は、一部地域(北西側)を除くと治安はきわめて良好なようです。それでも、政府の方針ということで、われわれの滞在は地元警察にあらかじめ登録されて、到着時には治安警察の係官が来まして(で、大学の手続きが遅れて正式な書類が通る前にわれわれが到着してしまったので、マッラー教授は文句を言われていたようです)、その後は、ゲストハウスの外に出るときは必ず同行するように、と言うことで、ハイルプール県警察から派遣された自動小銃を持った警官2人と、2週間一緒に過ごすことになったのでした。
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 で、こちらが、われらがガードマン、左がムバーラク、右がアブドゥル・カーディル。最後は、Kさんととても仲良くなって、お別れの時には半べそかいてました。

 そんなこんなで、初日は10時過ぎに博物館にあらわれたマッラー教授と打ち合わせをする間もなく、その治安警察だとか大学の関係だとかでバタバタしてたのですが、それらを何とかやり過ごすと、ようやく、考古学のお話しの時間となりました。
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 こちらは、自分の研究についてマッラー教授に説明するKさん。何とこの後、彼のリクエストは言い値で全部通りまして、滞在期間では足りないくらいの材料を手にすることができたのでした。何という、幸運!!
 で、私の方はといいますと、昨年6~7月にマッラー教授が来日していたときから議論してきたテーマがいくつかありましたので、それらをどんなスケジュールでこなして行こうか、ということだったのですが...
 この後、マッラー教授から、さっそく遺跡を見に行こうという提案があり、昼食後、チャート原産地遺跡群があるローフリー丘陵へ向かうことになりました。
 ちなみに、昼食は、前夜の夕食とほぼ同じメニュー、チキン・カラヒ(チキン・トマト・カレー)、サブジ(ミックス・ベジタブル・カレー味炒め)とプラオ(ご飯)、チャパティです。
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 このチキン・カラヒが絶品。トマトの酸味とスパイシーなマサラがよくマッチしていて、油断しているといくらでも食べてしまいそうです。以後、毎日、毎晩、40代の胃袋事情と相談しながら、時には消化薬の力も借りながら、何とか2週間、おなかを壊さずに乗り切りました。なおKさんは、若さにまかせてガンガン食べてましたよ。
 と言うことで、ローフリー丘陵は、また次回。
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by asiansophia | 2012-03-16 20:00 | PJAM2012