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インド滞在記2011 その16: India 2011 Part16

インド滞在記2011 その16: India 2011 Part16_a0186568_2153212.jpg お昼前にBanawali遺跡を発ち、一路、Kalibangan遺跡を目指します。
 途中、まっ平らに見える平原の中にゆるやかな起伏があったりします。ガッガル川をはじめとするHaryana平原の河川は、きわめてゆるやかで浅い凹地の中を流れているようです。

インド滞在記2011 その16: India 2011 Part16_a0186568_223674.jpg


 NH10を西へ進み、Sirsaという街へ。そこからHanumangarhへ向かいます。Rajasthan州に入ると、地形はさらに平かになって、ちょっと乾燥した感じ。
 途中、道の状態がかなり悪くなったりして、われらが運転手も苦戦中。(Banawali~Sirsa~Hanmangarh~Kalibanganのルートの概要はこちら

After visiting Kunal and Banawali sites, we were heading to Kalibangan site, about 200km distant from northern Haryana.
We were driving through Haryana Plain, fertile and very flat landscape. Sometime we saw small slope and depressed ground such as flood plain of remnant rivers in this region (photo#1). I think that geomorphological and hydrological setting and development of irrigation system is must investigated issue on Indus Archaeology in this region.
Anyway our taxi ran on NH10 west to Sirsa, then split to local road to shortcut for Hanumangarh. Landscape was change into more arid condition in Rajastan (photo#2).



インド滞在記2011 その16: India 2011 Part16_a0186568_2232133.jpg たぶんRajasthan州に入ったくらいのところで、ちょっとお茶休憩。
 国道沿いのドライブインなのですが、Rohtakなどで見かけるものよりも長距離を走ってそうな大型トレーラーが多く止まっています。そのトレーラーの運ちゃんたちは、愛車の脇で自炊したり、体を拭いたりしていました。

インド滞在記2011 その16: India 2011 Part16_a0186568_223569.jpg


 途中、道沿いのあちこちにあるレンガ工場。
 といっても、煙突の立つ窯があって、その周りに未製品と製品、そして壊れたレンガがそれぞれ野積みされているのです...

インド滞在記2011 その16: India 2011 Part16_a0186568_2233918.jpg

 こちらはHanumangarhですれ違った列車。とーってもゆっくり走っていました。
 そして何やかやで、Kalibanganの遺跡近くにたどり着いた時にはもう16時近く。5時間もの間、休憩1回のみで飛ばしてきました。

インド滞在記2011 その16: India 2011 Part16_a0186568_224393.jpg

 そのKalibanganの手前で立ち寄ったのがこちら。本日の目玉のひとつ、Ghaggar川の涸れ河床です。
 Gagghar川は、Punjab州のSiwalik丘陵に端を発し、Haryana州、Rajasthan州を経てパキスタンへと流れて行きます。パキスタン側ではHakra川と呼ばれます。

インド滞在記2011 その16: India 2011 Part16_a0186568_2245355.jpg


 涸れ河床に下りたところ。立派な橋と堤防がありますが、川はどこにも流れていません。雨季に、水が溜まる程度なんだそうです。

インド滞在記2011 その16: India 2011 Part16_a0186568_225628.jpg



 今年は2月にも多く雨が降ったということで、このときは小さな水溜りが残っていました。
 両岸の立派な堤防は、増水時にはそれなりの水量になることを示しているのでしょうか?


 そんな現在のGagghar川ですが、かつては豊富な水量を湛えて一帯を潤していたと考えられ、リグ・ヴェーダに言及されている消えた大河サラスヴァティーに比定する説があります。そして前出のRakhi Garhiなどのインダス文明期の大遺跡は、消えた大河の畔に築かれたもので、ここにインダス川に並ぶ文明の中心地があったのではないかというのです(インダス・サラスヴァティー文明と呼ぶことを主張する研究者もいるようです)。しかしその後の気候変動により河川の流路が変わり、一体は乾燥化、文明は衰退していった、という説も唱えられています。
 ところが、最近のいくつかの研究-日本の総合地球環境学研究所(地球研)の研究プロジェクトチームも含む-によると、Ghaggar川は元来大河ではなかったのではないかということです。この話題については、またそのうちに...

 この後は、Kalibanganの博物館と遺跡を訪れました。



We had a tea break on the way to Hanumangarh (photo #3). Road condition was not suitable. It might be hard driving for our driver Sonu Hooda.
Small brick factory beside the road. Very popular scene, not only in Haryana but also whole South Asia (photo #4).
Trains near Hanumangarh station (photo #5).

We have reached at Kalibangan after 5 hours long driving. At first we were visiting to the dry bed of Ghaggar (photo#6~#8). There was only a small puddle. A big bridge and magnificent embankment indicate that occasional flood in rain season.
It is possible to trace river bed of Ghaggar on satellite images by Google map.
Typical meandering pattern can be observed among grid pattern developed field.
As well known, some scholars claim that once Ghaggar was larger and richer than present. It must be legendary 'Sarasvati' in Rigveda, they argued.
However recently geological and geomorphological studies are elucidating that detailed chronology and morphological development of this region. Their results deliver different explanation on Ghaggar history.
I will write about this issue on another post...
by asiansophia | 2011-06-02 23:25 | India2011