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インド滞在記2011 その4: India 2011 Part4
昨日、プネーは最高気温37度だったそうです。そりゃあ、ヒマワリも満開だし、サトウキビも収穫されるわけだ、と納得。日中はプネー南西約40kmのMoregaon遺跡を訪れていたのですが、確かに暑かった。そして日焼けした。
そして本日は、朝からDr.MishraとDr.S.Deoにパキスタンで撮ってきた写真を見せ、議論。英語が... その上、明日午後は、東海大のK先生ともども、デカン大のみなさんの前で小一時間ほどしゃべることになってしまいました。今回のインド滞在期間中、最大のピンチです。これはもう、付け焼刃の上にさらに付け焼刃で乗り切るしかありません...orz
それはともかく、滞在期はやっと3日目、ハリヤーナー州でデカン大学のDr.Shindeのチームが発掘調査をしているKarsola遺跡を訪れました。
遺跡へ向かう前に、まず、今回お世話になったローフタク大学のゲストハウス(Faculty House)です。1泊25ルピー(約50円!)で、食事代は別(だいたい朝・夕で55ルピーくらい)、各部屋にシャワーもついています、が電気式の給湯器が稼動するかどうかは運任せ...
大学自体はまだまだ建設中です。あちこちに、建設現場と、そして作業員さんたちの村が...
大学のあるRohtakから、遺跡のあるKarsola村までは車で1時間ほど。調査隊は、村の入り口にある小学校の旧校舎を借り上げてベースキャンプにしています。校庭跡にはテントが3張。学生さんたちは、旧校舎とテントに分かれて寝泊りしているそうです。後ろ姿はK先生×2。
調査を指揮するDr.Shindeはすでに現場と言うことで、マネージャー格のデカン大学院生Nilesh Jadhavさんの案内で遺跡へ。定員オーバーなのでNileshさんは運転席と助手席の間、ギアボックスの上に座っています。これぞインド式。
ちなみにこの席は、翌日の遺跡巡検の際には、私とデカン大学に留学中のKさんの指定席となりました...
遺跡は、一面の小麦・アブラナ畑の中にあります。マウンドのてっぺんにはヒンドゥー教の寺院があります。
この日は晴天でした。とは言っても、それほど暑くありません。
グリッド・システムで発掘中。
Dr.Shindeの解説で発掘現場を見学。
デカン大コンビ。NileshとKさん。
別角度から、調査区の全体。
掘り上げた土を篩いがけ。小さな、ファイアンス製の腕輪の破片なども拾い上げていました。
発掘道具一式。日本のものとはだいぶ違います。土が、乾燥していてサラサラなので、箒で掃いて集めた方が速いのです。
再びデカン大コンビ。KさんがNileshにトータル・ステーションの使い方を講義中。でも、基準点が...
やぐらに登って掘り上がったグリッドの撮影をするDr.Shinde。写真撮影は、教授の大事なお仕事だそうです。日本とは違う???
お茶休憩。
談笑する3教授。
こちらは休憩時間とは関係なくその辺に寝ている犬。
しかし、インドの犬は、そこらじゅうで無防備に寝ているなぁ...
寺院を訪れていたおじいちゃんと孫(?)。我が家のと同じくらいかな。
遺跡の周囲では、現在アブラナの花が満開。すごい背丈で、大量に種をつけています。
この後、お昼にいったんキャンプへ戻ります。
キャンプの、Dr.Shindeのお部屋でいろいろとお話を伺い、明日以降の遺跡巡検の段取り。
なお、昼食後は、デカン大のKさんが、かなり長時間、論文指導をここで受けていました。Dr.ShindeはKさんの指導教授でもあるのです。
昼食は、テントでいただきました。
発掘は、3月末まで続くそうです。デカン大や他の大学、ASI(インド考古局)などから学生、研究員が入れ替わり参加して発掘の技術を学んでいます。
Dr.Shindeは、遺跡発掘を指揮するかたわら、1,000km以上離れた大学へしばしば戻ってお仕事。現在、Joint-Diretorという要職にあるため、会議や書類を大量に抱えているようです。プネーでは、連日、夜7時~8時までお仕事されているようでした。その仕事ぶりには、本当に頭が下がります。
遺跡は、後期ハラッパー文化期(インダス文明最盛期以降)、PGW文化期の面が重複するマウンドですが、各時期の面が水平ではない=浸食と再堆積を繰り返しているようで、発掘自体も難しそうでした。
その上、マウンド北側では地元民が大規模に土採りをしていて遺跡が壊されているという...そのわずかに残った一角でも、緊急の発掘をしていました。
4月以降は、暑くなる上にモンスーンの季節ということで、基本的に発掘調査は冬の期間しか行なわないそうです。限られた期間にやらなければならないことが多く、とても大変そうです。そんな中で、われわれを受け入れていただき、かつ遺跡巡検のガイドまでしていただいたDr.Shindeには、いくら感謝しても足りないくらいです。
そして遺跡現場のみなさん、がんばってくださいね!!
※地図はこちら/Google map (click here)
We've visited Karsola excavation on 28-02-2011.
pictures from top to bottom:
・front view of MDU Faculty house. Dr.Amar Singh has kindly arranged for our accomodation here. Thank you so much!
・many buildings are under construction. This new university is now developping.
・we've visited the base camp for Karsola excavation.
・go to the site with guiding by Nilesh Jadhav.
・the top of the mound.
・Karsola site excavation, some grid.
・Dr.Shinde shaw us the situation of uncovered pottery.
・Nilesh and Ayumu, both of them are Ph.D student of Deccan College.
・Excavation area of this season.
・Sieving soils, they recovered very small fragment of fiance bangle.
・Digging devices, quite different from Japanese assemblage.
・Again Nileh and Ayumu, Ayumu suggested how to operate total-station system.
・3 professors in tea break, left:Prof.Kondo, centre:Dr.Shinde, right:Prof.Kubo
・Sleeping dog, Indian dogs seem always sleeping in everywhere...
・A boy and his grandfather(?) on the way back from the temple.
・Oilseed blossom.
・Then we were back to the base camp for lunch. Dr.Shinde and Prof.Kondo in Dr.Shinde's room in the camp. They talked about next day excursion.
・We've had lunch in a tent. Local foods were so nice.
Karsola excavation will continue until the end of March. There're so many students and reseachers from Deccan College, ASI and other Universities. It is so long and hard work, I think. I respect all people on Karsola excavation for their effort, especially Dr.Shinde. How he is generous and kind for us! even he has so much bussiness not only in the excavation but also in his department. I really apreciate him to give us kind attendent and comfort accomodation.
And...I hope you, all people in the excavation will get great achievement!! Thank you so much.
そして本日は、朝からDr.MishraとDr.S.Deoにパキスタンで撮ってきた写真を見せ、議論。英語が... その上、明日午後は、東海大のK先生ともども、デカン大のみなさんの前で小一時間ほどしゃべることになってしまいました。今回のインド滞在期間中、最大のピンチです。これはもう、付け焼刃の上にさらに付け焼刃で乗り切るしかありません...orz
それはともかく、滞在期はやっと3日目、ハリヤーナー州でデカン大学のDr.Shindeのチームが発掘調査をしているKarsola遺跡を訪れました。
遺跡へ向かう前に、まず、今回お世話になったローフタク大学のゲストハウス(Faculty House)です。1泊25ルピー(約50円!)で、食事代は別(だいたい朝・夕で55ルピーくらい)、各部屋にシャワーもついています、が電気式の給湯器が稼動するかどうかは運任せ...
大学自体はまだまだ建設中です。あちこちに、建設現場と、そして作業員さんたちの村が...
大学のあるRohtakから、遺跡のあるKarsola村までは車で1時間ほど。調査隊は、村の入り口にある小学校の旧校舎を借り上げてベースキャンプにしています。校庭跡にはテントが3張。学生さんたちは、旧校舎とテントに分かれて寝泊りしているそうです。後ろ姿はK先生×2。
調査を指揮するDr.Shindeはすでに現場と言うことで、マネージャー格のデカン大学院生Nilesh Jadhavさんの案内で遺跡へ。定員オーバーなのでNileshさんは運転席と助手席の間、ギアボックスの上に座っています。これぞインド式。
ちなみにこの席は、翌日の遺跡巡検の際には、私とデカン大学に留学中のKさんの指定席となりました...
遺跡は、一面の小麦・アブラナ畑の中にあります。マウンドのてっぺんにはヒンドゥー教の寺院があります。
この日は晴天でした。とは言っても、それほど暑くありません。
グリッド・システムで発掘中。
Dr.Shindeの解説で発掘現場を見学。
デカン大コンビ。NileshとKさん。
別角度から、調査区の全体。
掘り上げた土を篩いがけ。小さな、ファイアンス製の腕輪の破片なども拾い上げていました。
発掘道具一式。日本のものとはだいぶ違います。土が、乾燥していてサラサラなので、箒で掃いて集めた方が速いのです。
再びデカン大コンビ。KさんがNileshにトータル・ステーションの使い方を講義中。でも、基準点が...
やぐらに登って掘り上がったグリッドの撮影をするDr.Shinde。写真撮影は、教授の大事なお仕事だそうです。日本とは違う???
お茶休憩。
談笑する3教授。
こちらは休憩時間とは関係なくその辺に寝ている犬。
しかし、インドの犬は、そこらじゅうで無防備に寝ているなぁ...
寺院を訪れていたおじいちゃんと孫(?)。我が家のと同じくらいかな。
遺跡の周囲では、現在アブラナの花が満開。すごい背丈で、大量に種をつけています。
この後、お昼にいったんキャンプへ戻ります。
キャンプの、Dr.Shindeのお部屋でいろいろとお話を伺い、明日以降の遺跡巡検の段取り。
なお、昼食後は、デカン大のKさんが、かなり長時間、論文指導をここで受けていました。Dr.ShindeはKさんの指導教授でもあるのです。
昼食は、テントでいただきました。
発掘は、3月末まで続くそうです。デカン大や他の大学、ASI(インド考古局)などから学生、研究員が入れ替わり参加して発掘の技術を学んでいます。
Dr.Shindeは、遺跡発掘を指揮するかたわら、1,000km以上離れた大学へしばしば戻ってお仕事。現在、Joint-Diretorという要職にあるため、会議や書類を大量に抱えているようです。プネーでは、連日、夜7時~8時までお仕事されているようでした。その仕事ぶりには、本当に頭が下がります。
遺跡は、後期ハラッパー文化期(インダス文明最盛期以降)、PGW文化期の面が重複するマウンドですが、各時期の面が水平ではない=浸食と再堆積を繰り返しているようで、発掘自体も難しそうでした。
その上、マウンド北側では地元民が大規模に土採りをしていて遺跡が壊されているという...そのわずかに残った一角でも、緊急の発掘をしていました。
4月以降は、暑くなる上にモンスーンの季節ということで、基本的に発掘調査は冬の期間しか行なわないそうです。限られた期間にやらなければならないことが多く、とても大変そうです。そんな中で、われわれを受け入れていただき、かつ遺跡巡検のガイドまでしていただいたDr.Shindeには、いくら感謝しても足りないくらいです。
そして遺跡現場のみなさん、がんばってくださいね!!
※地図はこちら/Google map (click here)
We've visited Karsola excavation on 28-02-2011.
pictures from top to bottom:
・front view of MDU Faculty house. Dr.Amar Singh has kindly arranged for our accomodation here. Thank you so much!
・many buildings are under construction. This new university is now developping.
・we've visited the base camp for Karsola excavation.
・go to the site with guiding by Nilesh Jadhav.
・the top of the mound.
・Karsola site excavation, some grid.
・Dr.Shinde shaw us the situation of uncovered pottery.
・Nilesh and Ayumu, both of them are Ph.D student of Deccan College.
・Excavation area of this season.
・Sieving soils, they recovered very small fragment of fiance bangle.
・Digging devices, quite different from Japanese assemblage.
・Again Nileh and Ayumu, Ayumu suggested how to operate total-station system.
・3 professors in tea break, left:Prof.Kondo, centre:Dr.Shinde, right:Prof.Kubo
・Sleeping dog, Indian dogs seem always sleeping in everywhere...
・A boy and his grandfather(?) on the way back from the temple.
・Oilseed blossom.
・Then we were back to the base camp for lunch. Dr.Shinde and Prof.Kondo in Dr.Shinde's room in the camp. They talked about next day excursion.
・We've had lunch in a tent. Local foods were so nice.
Karsola excavation will continue until the end of March. There're so many students and reseachers from Deccan College, ASI and other Universities. It is so long and hard work, I think. I respect all people on Karsola excavation for their effort, especially Dr.Shinde. How he is generous and kind for us! even he has so much bussiness not only in the excavation but also in his department. I really apreciate him to give us kind attendent and comfort accomodation.
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by asiansophia
| 2011-03-09 23:24
| India2011