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石器文化研究会 シンポジウム
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「ナイフ形石器・ナイフ形石器文化とは何か」予告編(part2)

保育園も再開したので、今日明日は平穏の中、予稿集最後の追い込みです。ただし、PM17:30まで限定...
ちなみに息子1は保育園ラブなので、登園できなくなることをいたく恐れています。息子2は、朝、先生に引き渡した時は怒っていましたが、すぐになじんでました。たっぷり、遊んできてください。

 さて先日の記事ではあまりにも前のめり過ぎたので、少し反省。編集作業の合い間に、もう一度、シンポジウムの論点を整理したいと思います。
課題その1:ナイフ形石器の定義・分類をめぐる問題
 主要な論点はナイフ形石器の範囲:これを論じるためには、ナイフ形石器だけでなく、ほかの剥片石器も含めた素材・加工・形をめぐる検討が必要。言い換えるならば、「ナイフ形石器」に閉じた議論、あるいはあらかじめ「ナイフ形石器」の範囲を措定する議論では、いつまでたっても循環から抜け出せないのではないか?という問題意識です。
課題その2:ナイフ形石器・ナイフ形石器文化研究の方向性
 今回のシンポジウムでは、遺物としてのナイフ形石器そのものだけを扱った発表がありません。これは石器研究、石器形態研究の軽視ということではありません。上記の課題その1と連動して、「ナイフ形石器とは何か」を論じるためには、その製作・使用に関する背景、すなわち生活、社会を見据えなければならないと考えるからです。たとえば「石鏃」のように、形態や技術は共通していても、それを作り・使った社会とその生業形態は多様な場合があります。石器形態の決定要因は、より機能的・技術的な側面が強く、それ自体が異なる生活や社会(いわば文化)ごとに異なったあり方(かたち)を示すというものではないのです。したがって、まずはじめに、石器そのものの分類をし、ほかとは異なるものを取り出して「文化」と捉えるのではなく、石器そのものの特徴に関する分析と、生活や社会を反映するそのほかの要素・属性の分析の双方向から、あらためて「ナイフ形石器」の時代性を検討するべきではないかと考えるのです。
(続く)
by asiansophia | 2011-01-04 14:04 | 旧石器考古学/Palaeolithic