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インド滞在記2011 その7: India 2011 Part7
引き続きBedwaです。小学校を出て、ちょっと歩くとすぐ田園地帯です。
そして畑の一角に...
妙に削られているというか、浸食されているところが...
実はここ、かつて辺りが砂漠だった頃の砂丘が取り残されているのです。
もちろん、現在では緑豊かな穀倉地帯ですよ。
ただ、もう少し南西、後日訪れるラージャスターン州の西部へ向かうに連れて、緑の畑の合間に砂丘が点在するのが見えはじめます。
地球規模の環境変動の中で、乾燥化が進んだ時期に、現在のタール砂漠(大インド砂漠)の範囲が拡張した名残りです。国境を挟んだ反対側のパキスタン・パンジャーブ州南部でも、緑の畑の合間に砂丘が点在する風景が見られました。
ここでは、土木・建築用に砂を使うようで、トラクターで掘り出しています。そこを雨が浸食するので、畑の一角に不思議な光景が広がっています。
この砂丘の年代について、日本に戻ったらちゃんと調べようと思って、まだ調べていません...
もっと南西の、現在でも砂漠地帯となっているタール砂漠の事例では、今から2~3万年前の最新氷期最寒冷期に著しく乾燥化したようです。また1万年前以降も、湿潤期と乾燥期が繰り返しているとのこと。
ここでも、砂層の断面中に埋没古土壌層とおぼしき暗色の帯が見えています。乾燥期の中の一時的な湿潤期を示しているのでしょうか。
なおインダス文明期とそれ以降の遺物は、砂丘の上を覆う地層から出土するとのことです。
さて遺跡から戻ったら、また先ほどのお宅で、食後のデザート。
甘い牛乳で米を煮た「乳がゆ」をいただきました。
米が甘い、というだけで日本人には敬遠されがちですが、結構いけますよ。
粥とかプディングとか、米を甘くする食べ方は、ここから西の地域にずっと広がってますよね。
ただし、ここハリヤーナーでのスペシャルは、この乳がゆに、フレッシュ・バター(ギー)をたっぷり投入するのです。これがハリヤーナー人の活力の源で、Dr.Shindeいわく、ハリヤーナー人はマッチョが多く、オリンピック代表選手も多数輩出しているとか。
とは言え、日本人には少々こってりし過ぎなので、みな、スプーン一杯程度でお茶を濁していたのですが...「そんなんじゃダメだ」とばかりに、私の分だけ、乳がゆの表面が見えなくなるくらい入れられてしまいました。で、ちょっと胸焼け、トホホ。
デカン大留学中のKさんは、少ししかバターを入れなかったので余裕の笑顔です。
そして最後に、ご主人とKさん。Kさんは、このお宅の息子さんとは親友なのです。
...と、これでは、遺跡を散歩して写真撮って、合間に飲み食いしてるだけみたいですね。
ではなくて...ここBedwaの砂丘を含めて、いろいろと奥深い問題と関連しているのですよ、本当は!!
そのあたりは、もう少し後で(つづく)
※地図はこちら/Google map (click here)
01-03-2011 Morning (part3): Bedwa site and village
We've observed buried sand dune at Bedwa site, then backed to the village and tasted special Haryani sweet: milk pottage with plenty fresh butter.
そして畑の一角に...
妙に削られているというか、浸食されているところが...
実はここ、かつて辺りが砂漠だった頃の砂丘が取り残されているのです。
もちろん、現在では緑豊かな穀倉地帯ですよ。
ただ、もう少し南西、後日訪れるラージャスターン州の西部へ向かうに連れて、緑の畑の合間に砂丘が点在するのが見えはじめます。
地球規模の環境変動の中で、乾燥化が進んだ時期に、現在のタール砂漠(大インド砂漠)の範囲が拡張した名残りです。国境を挟んだ反対側のパキスタン・パンジャーブ州南部でも、緑の畑の合間に砂丘が点在する風景が見られました。
ここでは、土木・建築用に砂を使うようで、トラクターで掘り出しています。そこを雨が浸食するので、畑の一角に不思議な光景が広がっています。
この砂丘の年代について、日本に戻ったらちゃんと調べようと思って、まだ調べていません...
もっと南西の、現在でも砂漠地帯となっているタール砂漠の事例では、今から2~3万年前の最新氷期最寒冷期に著しく乾燥化したようです。また1万年前以降も、湿潤期と乾燥期が繰り返しているとのこと。
ここでも、砂層の断面中に埋没古土壌層とおぼしき暗色の帯が見えています。乾燥期の中の一時的な湿潤期を示しているのでしょうか。
なおインダス文明期とそれ以降の遺物は、砂丘の上を覆う地層から出土するとのことです。
さて遺跡から戻ったら、また先ほどのお宅で、食後のデザート。
甘い牛乳で米を煮た「乳がゆ」をいただきました。
米が甘い、というだけで日本人には敬遠されがちですが、結構いけますよ。
粥とかプディングとか、米を甘くする食べ方は、ここから西の地域にずっと広がってますよね。
ただし、ここハリヤーナーでのスペシャルは、この乳がゆに、フレッシュ・バター(ギー)をたっぷり投入するのです。これがハリヤーナー人の活力の源で、Dr.Shindeいわく、ハリヤーナー人はマッチョが多く、オリンピック代表選手も多数輩出しているとか。
とは言え、日本人には少々こってりし過ぎなので、みな、スプーン一杯程度でお茶を濁していたのですが...「そんなんじゃダメだ」とばかりに、私の分だけ、乳がゆの表面が見えなくなるくらい入れられてしまいました。で、ちょっと胸焼け、トホホ。
デカン大留学中のKさんは、少ししかバターを入れなかったので余裕の笑顔です。
そして最後に、ご主人とKさん。Kさんは、このお宅の息子さんとは親友なのです。
...と、これでは、遺跡を散歩して写真撮って、合間に飲み食いしてるだけみたいですね。
ではなくて...ここBedwaの砂丘を含めて、いろいろと奥深い問題と関連しているのですよ、本当は!!
そのあたりは、もう少し後で(つづく)
※地図はこちら/Google map (click here)
01-03-2011 Morning (part3): Bedwa site and village
We've observed buried sand dune at Bedwa site, then backed to the village and tasted special Haryani sweet: milk pottage with plenty fresh butter.
by asiansophia
| 2011-05-08 22:20
| India2011