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ブログ移転のご案内

 長らく更新しないままでいて突然ですが、ブログを移転することにしました。
 新しいブログのリンク先はこちらです:日々のできごと、ときどき考古学 Season2
 引き続き、よろしくお願いいたします。
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# by asiansophia | 2012-08-15 01:41 | 雑記

PJAM2012#19 ハイルプールお食事事情

 ちょっと横道2。ある晩の夕食、チキン・ビリヤーニー!
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 スパイスの効いた、鶏炊き込みご飯です。これがまた、うまいのなんのって...食べ過ぎ注意報継続中です。
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 こちらは、16スイーツ・ゲストハウスのコックとボーイ。今回の滞在中は、本当に食事に恵まれました。やはり、食事は大事です。
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 話しは変わって、こちらはスーフィという名前の果物。
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 白い果肉で、リンゴと洋ナシの中間のような食感です。味は...まぁ、なんと言うのでしょうか、日本で品種改良がすすんでいる果物と違って甘さはあまりなく、なんとも言えない味わいです。というか、率直に言えばもう一度食べたいなぁ、とは思いませんでした。
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 こちらは、ラーイというお菓子。ナッツ、豆、ゴマなどを飴で固めたもの。なぜか、ガソリンスタンドで売ってます。そして、とても堅い。まぁ、長いドライブ中の暇つぶしと小腹対策にはいいのかもしれませんが...こちらも何とも評価しがたい食べ物でしたね。
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 ふたたびフルーツ。ゼイトゥーンと呼ばれていますが、オリーヴではありません。グァバです。果肉は白で、酸味もあまりなくほのかにグァバの香りがする(かなぁ?)という感じでした。現地のみなさんは、ガツガツ齧ってましたが、まぁなんと言うか、1個食べれば十分です、と言う感じ...
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 こちらはティークまたはチェクゥ。英語ではサポディラ、また日本ではメキシコ柿と呼ばれることもあるそうです。見た目の通り、柔らかな果肉のフルーツです。これはかなり甘い...でもまぁ、これもまた1個食べれば(以下、略)
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 と言うわけで、決して好き嫌いのある方ではないのですが、残念ながらフルーツに関しては、マイナーでローカルなものよりも、ポピュラーな、こんな感じのものに軍配が上がりました...
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 これはスナック菓子です。インドにもありますね。ベビースター・ラーメン・カレー、ナッツ入り、見たいな感じですが...辛くて甘くて酸っぱいんです...つまりスパイス+砂糖+レモン味。でも、なぜか食べだすと止まりません。なければ、なくてもよいのですがね(笑)
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 こちらは、ある晩、ヴィーサル教授のお宅で晩御飯をご馳走になったときの、チキン・ティッカ(手前)とシャーミー・ケバブ(右上)。
 チキン・ティッカは、ヨーグルトとスパイスに漬け込んだ鶏肉を焼いたものですが、この時は、表面がカリカリによく焼けていて絶妙な美味しさでした。シャーミー・ケバブは、その名を聞くと「ダマスカスのケバブ」だし見た目もアラブ(シリア・レバノン)料理のクッベに似ています。たぶん、ルーツはそっち方面なんじゃないかと思いますが定かではありません。同じく、丸く平べったくつくるチャッパリ・ケバブ(草履ケバブの意味)とは違いましたね。これも美味しかった。
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 これは、マサラ・フレンチ・ポテトとでも言いましょうか、最終日にマッラー教授らと夕食を共にしたときに登場。要は、フライドポテトに塩だけでなくマサラ・スパイスをまぶしたもの。かなり、いけます。
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 再び16スイーツ・ゲストハウスに戻って、レンコンのカレー。お?!レンコン!! かなり大き目のぶつ切りのレンコンが投入されてますが、ほくほくしてて美味しかったです。パキスタン料理でレンコン、というのはメジャーではないのだと思いますが、ラルカナ周辺の名産と言うことで、シンド州北部ではよく食べられるらしいです。
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 こちらはインダスの川魚。おいしいのですが、骨が多いのが難点。イワシとかニシンみたいに、脊椎の上下以外にも骨があって、しかも太いのです...
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 今回は、生のやつを写真に撮れなかったのですが(道端で売っているのは見かけたのですが)、たぶん、これと同じやつです(2006年にアトックの近くで撮影)。
 と、まぁ、何の脈絡もなく食べ物の写真を並べてみました。今回は、町中に食事に出かけることがなかったのですが、まぁ、それなりにヴァラエティに富んだものを食せたのではないかと思います。
 それでは、次回は再びヴィーサル・ヴァレー地区の遺跡に戻ります。
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# by asiansophia | 2012-04-07 20:00 | PJAM2012

PJAM2012#18 ヴィーサル・ヴァレー地区遺跡群へ(その5)

 PJAM2012春場所、パキスタン調査旅行第5日目(2/23)です。
 本日は、前日踏査したヴィーサル・ヴァレー地区を再訪する予定です。前日は、これまでの調査で確認されていた地点の位置をGPSでおさえつつ、地形や地表面での遺物の分布状態などの確認が中心でしたので、本日は、地点ごとの石器組成を明らかにするべく重点的に遺物を採集する予定...
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 ということで、約束どおり朝9時半に博物館に行きますが、またまた例によってなかなかみんな集まらず。今日もまた、博物館前の陽だまりに椅子、テーブルを並べてチャイと世間話。でも、ちょっと雲行きが怪しいのは...砂漠に行くはずなのにマッラー教授は革靴、遅れて登場したヴィーサル教授はお洒落なクルタでおめかししています。そして10時過ぎに連れて行かれた先は...
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 副学長室です(写真は副学長室の看板)。先にもかきましたが(PJAM2012#2 躍進するSALU)、この国の大学では学長は名誉職なので、副学長が大学の実質的なトップです。そして、現在のSALUの副学長は、前・考古学研究室主任でマッラー教授、ヴィーサル教授のボス。本来なら、到着と同時にご挨拶、仁義を切っておかなかければいけなかったのですが、ご多忙のため大学にいらっしゃいませんでした。それが、ついにハイルプールに戻ってきて、今日ならご挨拶できる、ということで、急きょ、両教授とKさんとともに副学長室へ。
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 執務室のデスクのニローファー・シェイフ副学長(教授)。優しそうなマダムという風情ですが、仕事の話しになると眼光鋭くテキパキ指示を飛ばします。マッラー教授、ヴィーサル教授はすっかり小さくなってしまいます。
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 一応、ゲスト扱いなので優しくご対応いただき、施設の使用や資料・現地調査に便宜を図っていただけるというありがたいお言葉をいただきました。で、記念品贈呈。谷中・団子坂のいせ辰の江戸型紙です。
 シェイフ副学長は、最新の技術(年代測定とかGISとかSEMとか...)をバンバン導入したいので、共同調査を進めて大学スタッフや学生に機会を与えるようにと強く要望されてます。こちらとしても願ったり適ったりです。
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 で、お昼前に、ようやくSALUを出発しました。こちらは、ヴィーサル・ヴァレーへ向かう途中のクムバート(KumbatまたはKumb)の街角。
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 街道沿いのフルーツの屋台。真ん中あたりにニンジンが並んでますが見えますか? ここにニンジンは真っ赤で甘味が強く、フルーツの屋台でも売られていて、そのまま丸齧りしてる人をよく見かけます。
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 こちらは収穫したサトウキビを満載したトラクター。過積載で、時折道端で横転しているのを見かけました。危ない... そして時速20kmときわめて遅いので、子供たちが真後ろ(運転手からは死角)を走って追いかけ、次々にサトウキビを抜き取って道端に投げていきます。それを、仲間が回収してみんなで拾って齧るという...
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 街道は、車、トラクター、バイクだけでなく、ロバやら牛やらヒツジも通りますよ。
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 そして再びヴィーサル・ヴァレー地区へ。本日は、副学長に面会適ったので、大学の4WDが利用できるようになりました(もう一台はマッラー教授の自家用車)。
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 本日の目的地は、ここ。昨日確認した中で、もっとも有望そうな―素敵な石器が多数落ちている―第85地点です。見ての通り、砂漠の中で周囲より4mほど高まった小丘の上にあります。
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 小丘のてっぺんは、こんな感じでびっしりと石器に覆われています。
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 引いて写真を撮ろうとしたら、自分にカメラを向けられたと勘違いしたアブドゥル・カーディルが姿勢を正してます(笑)
 出発が遅かったので午後2時間ほどしか調査はできませんでしたが、それはもう、素敵な石器が多数拾えましたよ。その成果と続きは、ウェブで...いやはじめからウェブですね。
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# by asiansophia | 2012-04-06 20:00 | PJAM2012

PJAM2012#17 砂漠の生活

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 いきなり写真からですが、これはヴィーサル・ヴァレー地区の調査地の1kmほど東、Thari-Narro Road沿いの遊牧民のキャンプです。
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 簡単な柱を弦で固定し、葦で壁と屋根を葺いた小屋掛けです。
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 ちなみにこちらは、SALUの生物多様性保存センターに併設された植物園の葦。日本のものよりずいぶん背丈が高いです。2~3mは余裕であります。
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 ローカル名と学名。お、調べてみたら、日本の葦(ヨシ)とは違って、サトウキビ属なんですね。
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 このような円錐形の小屋も見られます。
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 円筒形の小屋もありました。一ヵ所にまとまって宿営しているグループなのに、小屋の形状がまちまちなのはなぜでしょう?
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 そして中には1軒だけ、立木を利用した本当に簡便な小屋もありました。
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 こちらは、棘だらけの灌木の枝を利用した家畜囲い。おもに子供の家畜を保護するために使われています。
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 小屋の中で休憩する遊牧民たち。
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 ここには結構な数の家族が集結しているようでした。
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 水を汲む子供たち。言うまでもなく、砂漠での遊牧生活にもっとも重要なのは水です。人間も家畜も、飲み水が必要ですから。かつては、遊牧民は水場をめぐって移動していたそうですが、ここに舗装道路が開通してからは道路沿いに多く集まるようになったそうです。水はトラクターで運んできて、そして家畜もトラクターで出荷するのだそうです。
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 砂漠の遊牧民は、おもに乾燥に強い山羊の畜群を連れています。このグループも。ほかに、ラクダ、牛などが飼われているそうです。
 また後ほど紹介しますが、ローフリー丘陵の東、ナラ低地に引かれたナラ運河沿いでの耕作地の拡大や、石油、ガス開発の進展による道路網の整備などで、砂漠地域の生活は急速に変化しつつあるそうです。
 この写真の中の遊牧民たちの多くも、トラクターやバイク(一番人気はホンダのCD70です)を所持し、携帯電話を持っている人も少なくないとか。
 これから、どんな風に近代化していくのでしょうかね?
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# by asiansophia | 2012-04-05 20:00 | PJAM2012

PJAM2012#16 フェイスブックでつながるパキスタン

 ちょっと横道。
 実は、期待の石器を次々見つけて興奮しているときに、砂漠の真ん中で思わぬ来客がありました。
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 写真右から2人目のシュマイルです。砂漠の真ん中まで、わざわざ私に会いに来てくれました(本当)。
 彼と、彼の兄弟のアルスランとは、今回が初対面でしたが、以前からSALUつながりということでフェイスブック上で友だちになってもらっていたのです。シュマイルは、この砂漠にスポーツ・ハンティングのための土地と施設を所有しているUAE(アラブ首長国連邦)の貴族(写真左から2人目)の下で、施設や動植物(もちろん野生)の管理の仕事をしています。砂漠には精通しているから、ハイルプールにきたらどこでも連れて行ってくれる、ということだったのですが、ちょうど、彼のボスがパキスタンに滞在する期間と重なってしまったので、結局この時しか会えませんでした。けれども、われわれがどのあたりで調査するのかを事前に聞いてくれていて、いろいろと便宜を図ってくれたのです。
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 というわけで、お昼前に出発してから昼食もとらずに水しか飲んでいなかったわれわれは、彼らのキャンプのひとつへ招かれました。
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 テントの中。絨毯が敷かれ、「チャルポイ」と呼ばれる簡易寝台が置かれています。それほど暑くないとは言え、やはり日差しが遮られるテント内は快適。
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 で、すっかりくつろぐマッラー教授(笑) チャイとビスケットなどをご馳走してもらいました。
 実はこの後、シュマイルがつめたい飲み物とかいろいろ用意してくれたらしいのですが、もっと砂漠の先に見に行きたいところがあったマッラー教授、ヴィーサル教授が出発してしまったためにすれ違いでした。残念。
 でも、今回は、事前にいろいろ情報を教えてもらったり、シュマイル、アルスランの兄弟にはお世話になりました。
 ちなみに、アルスランは3月半ばに新婚、シュマイルは子供が生まれたということで、おめでとう!!
 また、ハイルプールで会おう!!
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# by asiansophia | 2012-04-04 20:00 | PJAM2012